外科医の日常ブログ:臨床留学:移植外科:USMLE:まとめ

日本生まれ日本育ちの外科医です。 移植外科医として2018年からアメリカ中西部に臨床留学中。 初期研修、後期研修、大学院は日本で経験しています。 USMLE、留学日記を中心に、関心のある医療トピック(移植外科、肥満外科、予防医学) 趣味の筋トレ、ダイエット、書評、アプリ紹介など 中心に情報発信していくブログです。 よろしくお願い致します。

フリーランス医師になってみた!

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タイトルだけ見ると誤解を招きそうなのですが、

私は現在お米の国(仮)の医局に所属しております。

 

7月から海外留学することもあり、この春から研究日と土日を使って大手の医師派遣会社を利用してアルバイト勤務を行っております。

 

留学準備で大変だろうからと病棟フリーにしてくれた上に、消化器外科専門医に足りない症例は関連病院への出張でまかなってくれて、民間派遣会社を利用したバイトまで許可してくれるお米の国の医局、なかなか良くないですか? 

 

せっかく許可いただいたので、最近話題のフリーランス医師の働き方というのがどんなものなのか、 医局の斡旋ではなく民間の医師派遣会社を利用させていただきました。

 

アルバイト勤務は首都圏~関東地区を中心に探しました。

 

(1)どういう病院がスポット勤務医を募集しているのか?

全ての案件をあたった訳ではありませんが、民間病院からの依頼が多い印象です。

市立、県立、大学付属施設などの病院は少ないです。初期研修医や後期研修医が多い病院はそれだけ、休日夜間の労働力を確保しやすいため、外勤医師の当直を募集する頻度も少ないでしょう。

 

(2)実際の勤務の様子は?

病院の性格によって大きく変わります。

ほぼ全ての病院の当直室には“救急車はなるべく受け入れてください”といった但し書きがあります。しかしながら、検査技師や放射線技師が呼び出し、もしくは夜間は不在になる病院も多く、病院としての診療能力はかなり下がる病院もあります。血算だけの簡易検査と腹部超音波だけで急性腹症などの急患を積極的にとれるかというと…中々難しい現状があるようです。

もちろん中には救急車、Walk in患者全て受け入れで36時間に40人、50人と診察しなければいけないような病院もありますが、そういう“本気の”救急病院は募集時に但し書きがあることがほとんどでした。

 

※一般的な救急〜外科当直としてよく遭遇する状況は…

発熱患者への対応

超高齢者の倦怠感〜体調不良の対応

救急マイナー疾患(虫刺され、ムカデ咬傷、耳内異物、鼻血etc)

ACS、TIA疑い患者の初期対応

急性腹症への対応(手術適応の判断)

Colles骨折や小児肘内障の整復、偏位の無い骨折の非観血的固定

 

などでしょうか。

婦人科疾患、小児疾患の知識もあれば 尚よしでしょうね。

 

あと、関東圏で当直をして感じるのは、みんな救急車呼ぶ閾値低すぎる…

お米の国でパンペリを3日間我慢して息も絶え絶え救急車を呼んだお爺さんだったり、鎌で手首をざっくり切って手ぬぐいで圧迫止血しながら歩いて(!)救急外来を受診するお婆さんだったり、お米の国で我慢しすぎな方々を診ていた身としては(もちろんコンビニ救急も時にはありますが)、こんなにも受診行動に差があるのかと愕然としました。関東の救急隊員さん達がちょっと可哀想になりましたね…

 

(3)お給料ってどれくらい?

関東近圏の病院では

平日当直 4ー7万円

休日日当直 8ー12万円

休日36時間当直 12ー20万円

大体の目安です。

忙しさ、立地によって差がある印象です。

 

(4)どの斡旋業者を利用するか?

現在ウェブサイトなどで常勤・非常勤・スポット勤務を斡旋している会社は複数ありまして、代表的な会社で私が実際に利用してみたものを紹介してみたいと思います。

  • 民間医局

サイトのインテーフェースが見やすく、多くの案件を並列で比べながら応募案件を吟味できるので使いやすかったです。大都市圏の求人案件は多いのですが、地方の求人案件はM3に比べると少ない印象があります。

  • M3
  • 医師転職ドットコム(メディウェル)
  • MRT
  • リクルートドクターズキャリア
  • E-hijyoKin
  • E-Doctor

 

 

医師としてのキャリア、働き方に迷った時にオススメの書籍です。

こういう書籍は読むだけではダメで、読んだら『必ず』実行にうつすことが大事です。

 

 

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