米国臨床留学日記: 腹部移植外科

2018年から米国中西部に臨床留学中。留学日記を中心に、関心のある医療トピック(移植外科、癌、肥満外科、予防医学) 趣味の筋トレ、ダイエット、書評、 中心に情報発信していくブログです。

臨床留学:J1ビザ:政府証明書をめぐるあれこれ

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さて、いつになったら渡米できるのやら問題。

当初はH -1Bビザでの渡航を留学先から許可されておりました。

 

ところが…

 

Trumpさん就任により今まで利用できていたpremium process(お金を払ってビザ手続き期間を短縮する方法)が停止され、それを認識していなかった州医師免許委員会により、あえなくH -1bは否決され、J−1への移行を強いられることになったのが2018年4月末。

 

Jー1ビザに必要な政府証明書を発行したものの、

大学病院→文部科学省

市中病院→厚生労働省

という,政府証明書の発行先の棲み分けがあったため、大学病院勤務の私は文部科学省に依頼することに。

 

ところが…

 

今年からECFMGが文部科学省発行の政府証明書を認めないという方針を事前通告なしに打ち出してくるというトラブル…

なんでやねん…

少なくとも2016年までは認めてたのに…

 

5月中旬に厚生労働省から大至急取り直し、ECFMGに再度郵送。これが5月21日。

ECFMGに政府証明書が到着、5月24日。

 

よし!これで手続きが進む!

 

………あれ?………

音信不通……

 

 

連絡なしに2週間が経過…

“いつ次のDS−2019が届きますか?!”

という催促メールにも、返信なし。

何かがおかしい…

 

そして本日(6/13)、深夜3時。

届きました…

3通目のDeficiency Letter…

いやいや…

 

今度はトレーニングプログラムが提出した書類にディレクターのサインと日付が1箇所抜けてますよ!という不備の通知。

 

いやいや、それ…5月21日にわかってたやん!

通知遅いやん!今?今なん?いつ確認したん?今 6月なんですけど…

 

もうね、大至急プログラムの秘書さんにメール&電話しましたよ。笑顔で“ok,ok, I will let him know it. ” て。ほんまかいな。

 

アメリカの事務手続き

忍耐力が試されますね。

 

ということで、トレーニングプログラムの担当者に、あんたんとこの書類、ココとココに署名と日付が抜けてるみたいやで?早よ修正してや?と催促のメールと電話を送り、あとは修正版がアップされるのを今か今かと待つのみ。

 

これ本当に間に合うのか?

という危機感をうっすら持ちつつ、

日本でできる足場固めを続ける日々。

 

論文、法人、その他のプライベートなこと諸々。やらなきゃいけないタスクは山積み。

 

自分で何とかできないことを待ってる間って、どうしても生産性落ちますね…

 

本当なら今できることに集中すべきなんですが。まだまだ未熟やなぁ…

 

待ち時間といえば、先日こんなツイートを見かけました。アメリカで永住権を獲得するまでの待ち時間の話。日本人の場合そこまで希望者が多くないので待ち時間はそれほど長くないですが、インドや中国のように希望者が多い場合はかなり待ち時間が長くなるようです。最初タイプミスかと思いましたが、インドEB2で151年待ちって… こういう厳しい環境で職を求めて働いているインド人がいることを考えれば、まだ僕なんて恵まれているのかな…というお話でした。

 

 

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