
今週早々にインディアナポリスに到着し、新生活の準備を開始しました。
到着してからのTo Do List としては
- ネットで契約していたアパートへの入居
- 銀行口座の開設
- 米国で使える携帯電話の契約
- 中古車の購入
- 各種保険(renters insurance, car insurance)の契約
J-1ビザで渡米し生活の準備をする際は、米国での住民票にあたるSSN(Social Security Number)が必要となることが多いです。しかし、私はビザが発給されていないため、このSSN無しでできるところまでの準備をしなければいけませんでした。
(1)アパートへの入居
物件を見ずに契約したアパートで、若干の不安がありましたが…
結果的に、非常に綺麗なアパートで施設にも大満足でした。
プールとジム付き、それ以外にもビジネスセンターやコーヒーショップ、ハンバーガーショップが併設されていてとても快適な生活を遅れそうです。
個人的に、マシンジムとクロスフィットジムが両方あるのが超ナイスです。
生活必需品が揃うスーパー(Kroger)が近くにあり、病院からも近いため、非常に良い立地です。
こちらがそのKrogerです。外観も中も綺麗で、利用者も普通の方が多い印象です。
これ全部、プロテインバーです。
お寿司の棚なんかもあります。
サーモン多めですね。
Krogerの中。筋トレを日課にしている身としては、肉、卵、乳製品の質、量、安さは感動的でした。プロテインバーの棚もとても大きい…
インディアナポリスはメディカルセンターがダウンタウンの近くにあり、家族連れで研究留学されるにも良い街だと思います。大学病院近くにあるCanalという水路の周辺は、綺麗なアパートが多く、場所柄、医学生や医療関係者が多いということでした。
このCanalという水路の周りにアパートが建っています。朝や夕方は水路沿いを走ったり、散歩してる人も多いです。
奥様やお子さんと一緒に留学されている先生は、ダウンタウンから車で20−30分のところにあるCarmel、Fishersといった住宅街に住まれている方もいらっしゃいます。
こちらは公立の学校が良いため、学校に通われるお子さんのいるご家庭はこうした地域を考慮されるといいと思います。
話がだいぶ脱線しましたね。
今回完全にウェブで確認した情報だけでアパートを契約してみましたが、
すごく満足のいく契約ができました。
契約の際のポイントとしては、
仲介業者と契約するのではなく、物件のオーナー企業のウェブサイトから
直接契約したこと。グーグルマップで直接物件の所為地、衛星写真を確認していたこと。でしょうか。不動産会社の仲介が入る場合は、その不動産会社のレビューやきちんと実態のある企業なのか、下調べが必要かと思います。
(2)銀行口座の開設
通常、銀行口座の開設には、
パスポート
SSN
現住所
雇用先の情報
雇用先からの報酬額
日本での住所
などが必要になります。
今回はSSNが未発行でほとんど諦めていたのですが、
試しに交渉してみたところ、なんと
パスポート
国際免許
米国の現住所
雇用先の情報
だけで口座を開設することができました。
銀行の担当者からは、『This is an unusual process』と言われましたが、
果たしてこれが再現性のある方法なのか、たまたまなのか(それはさすがにないか…)
ちょっとわかりません。ただ、『SSN無し』でも一応口座開設できましたよ、というご報告までにブログに記録しておきます。
(3)携帯の契約
携帯に関しては、日本で使っていたSoftbankのiphone6sのSIMを解除して、
米国で使える携帯キャリアのSIMを購入することにしました。
メリットは新規の携帯購入費がかからないこと。使い慣れたスマホ、アプリをそのまま引き継げることですかね。以前短期間滞在した際にはSIMロック解除ができなかったため、現地で使えるプリペイド携帯を購入して使用してみましたが、使い慣れていないスマホでアプリも1からダウンロードする気もおきませんでした。
※キャリアを選ぶ際に注意すること
T-mobileやAT/Tといった大手キャリアなら問題ないと思いますが、
州、街によって電波のつながりやすさがバラバラなのです。
郵便番号を入力すると、各キャリアの繋がりやすさを
比較してくれるウェブサイトがあるので、
そういったサービスを利用して下調べしてから契約するといいと思います。
SSN、銀行口座がない場合は、プリペイドのSIMを購入することになります。
30日間分の料金を先払いして、SIMを購入。
次の30日分はネット、もしくはスーパーの店頭から継続分の購入をする形です。
ちなみに、インディアナポリスは大手キャリアの中ではT-mobileとAT &Tが
繋がりやすいようです。参考までに。
(4)中古車の購入
今回、一番労力を使いました。
まずKerry's blue bookで購入希望の車の中古車流通価格を調べます。
購入希望の車種の価格帯がわかること
自分の現在地近くの中古車ディーラーにある候補車リスト
が手に入ります。
次に、Carfaxというウェブサイトで該当する車の事故歴などを調べます。
CARFAX™ - Shop, Buy, Own, & Sell Used Cars
KBBの価格帯よりも安い車を見つけた場合、
過去の所有者が事故を起こしている可能性もあるので、
念のためこのウェブサイトで事故歴の有無を調べると良いと思います。
※自分が留学する大学の日本人研究者と前もってコンタクトが取れる場合
積極的にコンタクトを取ってみましょう。前任者や、その地域を離れる方で
車の譲り先を探していることがあります。
購入希望の車種とディーラーを絞り込み、事故歴なども調べたら、
実際にディーラーにアポを取り、試乗してみましょう。
実際の走行感や内装などのチェックですね。
試乗に訪れると、大体セールスマンがその日のうちに契約を取ろうとしてきます。
焦らないように注意が必要です。
価格交渉の際も、複数のディーラーで複数の候補車があることを伝えておくと、
価格交渉を有利に進めることができます。
新車で3000$〜、中古車で1000$〜の価格交渉に成功された
ケースもあるようです。
実際に車を購入する場合、複数の支払い方法があります。
高額の場合、ローンを組むことも多いと思います。
(finance, car loan と言います)
一点注意事項は、SSNと銀行口座が無い場合、ローンを組めません。
ビザ待ちで先に渡米する場合、あらかじめ現金、マネーオーダー、小切手
を先に用意して渡米すると良いかもしれません。
私はそういった用意がなかったため、
先にDebit cardで半額ほど前払い(Down payment)し、
後日現金をDebit cardを用いて引き出して支払いました。
非常に非効率的な支払いになってしまいました。反省点ですね。
この方法だと、Debitの限度額、現地ATMの引き出し制限など、
考慮することが多くなってしまうので、あまりお勧めできません。
車の引き渡しの前に、車両保険を購入しておく必要があります。
GEICO https://www.geico.com
PROGRESSIVE https://www.progressive.com
Nationwide https://www.nationwide.com
State Farm https://www.statefarm.com
The General https://www.thegeneral.com
車両保険購入にあたっては
VIN Number(車両に割り当てられている登録番号のようなもの)
住所
電話番号
過去の事故歴の有無
などが必要になります。
上記ウェブサイトでこれらの情報を入力すると大まかな見積もりを計算できます。
細かい特約や補償金額を上乗せしたい場合は代理店に電話して交渉しましょう。
以上、5つで基本的なアメリカ生活の準備ができると思います。
時間にして、2−3日は必要でしょうか。
前もってアパートの契約や、車の選定などを済ますことができれば、
2日くらいでもできるかもしれません。
留学前後は色々予定が詰まりがりなので、生活の準備などは可能な限り
効率的に行いたいですよね。小切手やマネーオーダーの準備は計画的に
行うと良かったなと自分は反省しています。
