外科医の日常ブログ:臨床留学:移植外科:USMLE:まとめ

日本生まれ日本育ちの外科医です。 移植外科医として2018年からアメリカ中西部に臨床留学中。 初期研修、後期研修、大学院は日本で経験しています。 USMLE、留学日記を中心に、関心のある医療トピック(移植外科、肥満外科、予防医学) 趣味の筋トレ、ダイエット、書評、アプリ紹介など 中心に情報発信していくブログです。

How to increase the organ donation in Japan?

How to increase the organ donation in Japan? ~Learn from a successful case~ In 2018, the number of organ donation in Japan is only “97”. This is not a number of cases in a state, but the number of cases in total of Japan. The population of…

マイアミ学会旅行記

先週、冬のマイアミビーチに滞在していました。インディアナと正反対の青空と青い海、白いビーチ。こんなホテルで四日間も学会を開いてくれるなんてASTSには感謝しなければ。 肝心の学会はASTSのWinter Symposiumという学会でした。セッションの大部分をフェ…

臓器提供を増やすためには? 韓国の成功事例から学べること

ZOZOTOWN の前澤友作社長のツイートが議論を呼びましたね。 例えば、自分の目の前でおばあちゃんが倒れたら反射的に助けると思う。周りの人にも、手伝ってとか、救急車呼んでとか、協力を求める。何もかもはできなくとも、目の前にできることがあるなら、行…

肝移植 手術時間を短縮する工夫 その2

前回、症例数を集積し経験値を上げることで手術時間が短縮していると書いたのですが、もっと具体的にどんな点が手術時間短縮に寄与しているか考えてみました。 ⓵チームの固定化 肝移植に参加するチームメンバーを原則固定し、メンバー間でノウハウの共有を進…

手術時間を短縮する工夫

こちらで研修を始めて驚いたのが手術時間の短さです。 脳死肝移植は肝臓摘出までに約1時間、ドナー肝臓の脈管の吻合に約2時間、計3ー4時間で手術が終了してしまいます。この5ヶ月で約60症例ほど、脳死肝移植を経験しましたが、最短の手術時間は2時間半、最長…

31歳 移植医外科医見習い 臨床留学中 自分の現在地について考える

2018年8月から、臨床フェローとして研修を始めて4ヶ月が経過しました。元々移植外科医になることが目標で、臨床留学を目指していたわけですが、新しい家族ができたり、自分のやりたいことを考えたり、現実的な就職、給与のことを考えたり、色々考えると悩み…

術後誤嚥性肺炎周りの話題 Severe ARDSとECMO

外科の高侵襲な手術後の周術期管理において、問題となる合併症の一つに誤嚥性肺炎があります。特に大量の消化管内容液を誤嚥した場合の、化学性肺炎、ARDSが誤嚥直後から大きな問題になります。酸素化が不十分な場合は気管挿管した上で人工呼吸器管理が必要…